芝桜再生 探訪 伝承 文化財検索

増田の内蔵

増田町は皆瀬川・成瀬川の合流点に立地し昔から交通上の要地であり、経済活動の活発な地域でした。そんな中から商人地主が多く生まれてきました。その地主たちが競って建てたのが内蔵で、明治中期から大正・昭和初期の蔵が現在でも使われています。

増田の内蔵の特徴として、まず雪害防止のため内蔵全体が鞘でおおわれているため外観上は蔵に見えないということがあげられます。次に他地域の内蔵に比べ規模が大きく、柱や梁に高級材を使用していること、また仕上げに艶漆を塗ったり磨き漆喰で仕上げ豪華なものになっていることが上げられます。

立派な内蔵は全国各地にありますが、軒並みに内蔵があるというのは珍しいのではないかと思われます。

現在、見学できる内蔵は4ヵ所ありますが稲庭うどんの佐藤養助商店の漆蔵資料館(休館日月曜)以外の3ヵ所(日の丸醸造・佐藤又六家・佐藤多三郎家)は予約制となっています。この3ヵ所は一般的な観光施設と異なり現在日常生活の場として使っていたり、蔵を開けるため仕事を休んできたり、蔵主のご厚意で見学させていただいているものです。そのため予約時間の厳守やそれなりの礼節を持って見学していただきたいと思います。

掲載している写真、画像、記事等の転載はご遠慮ください。