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雄物川町自然研究会の歩み

雄物川町では、里山(*1)の動植物と雄物川の主として野鳥の生態に貴重なものが多く見られる。

こうした恵まれた自然ではあるが、これは地域の人々にとっては当たり前のことであり貴重なものであることはあまり感じられていないのが現状である。

この貴重さとは何なのか。なぜ貴重なのか、ある程度の専門的な実態の把握がないと客観性に欠けるし、地域民の納得も得らない。自然保護・環境を守るといっても、何をなぜ守るのか訴えていくようにしなければ自然保護への意欲は生れてこない。

いろいろの植物動物の名を知っただけでは自然保護までの意欲までは進んでいかない。どうしても学術的な面から観察調査し、生態を把握しまとめあげる必要があり「雄物川町自然研究会」が発足したのでした。

調査の目的・分野・まとめ方など話し合い2年で一区切りしたのでしたが、これにはメンバーの長年(10年~30年以上)の観察体験が大きな役割を果たしています。

こうした資料は、今後の自然保護活動への力となり、また観光や自然学習へも結びつく貴重な資料である。

(*1) 里山は、人の住む場所の近くの低山であり、人の生活とつながりのある山である。半世紀前までは、薪炭の材料としての雑木林、牛馬の資料として主にくずが刈り取られていた。また山菜の採集、そして植林など、住民の生活と深く結びついていた山地である。今は植林と山菜それにリクレーションの場として結びついている。

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